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カステラ日記

【(32)お年賀BOXの開発秘話について】

2024年もいよいよ年末を迎えます。




皆様、本年度のやり残しはございませんか?


今年の年末年始は10連休以上のお休みとなる企業様も多いようです。



年末年始のご挨拶に向けて、我々のカステラもたくさんのご利用を頂いております。



さて、銀装では今年から「お年賀BOX」というものをご用意しております。






おめでたい赤と金色のカラーを使ったデザインBOXに、カステラや焼き菓子を詰めわせたギフトBOXです。



今年のGW頃から、関西に住むお客様の年末年始の帰省土産にご利用頂けそうなギフトBOXの作成に取り組んでいました。



パッケージデザイン会社と何度も打ち合わせを重ね、

「箱の形状」、「お菓子が入る丁度よいサイズ」、「おめでたいデザイン」など
様々な面を検討してまいりました。











企画当初は、現在のものよりひと回り小さなデザインBOXでした。








最終的には、現在の箱と上記のデザインを合わせて、3種類の中からデザインを決める事となりました。




まず最初にデザインが決まりました。



決定的だったのが、
「年末年始限定だから、とにかく赤色と金色をベースにおめでたいデザインにしたい!!」との声が採用されました。




次に大きさですが、当初の箱サイズですとあまりカステラが入らず、ボリューム感が無い商品になってしまいました。



ですので急遽サイズを大きくして、たくさんカステラが入るようにサイズUPして作る事となりました。




年末年始限定のカステラに、定番のカステラやこの時期だけの寿カステラなどを入れ、残りのスペースに焼き菓子や個包装のカステラを詰め合わせる事で、贈り物として受け取った方が自分で食べたり、中に入ったカステラをおすそ分けすることもできる詰合せです。




何とか試行錯誤を重ねデザインとサイズも決まり、12月に入りパッケージが工場に納品されました。




するとここで大きな問題に直面しました。




デザイン性を重視するあまり、パッケージの組立が非常に複雑になってしまいました。





今回のお年賀BOXは四角形ではないため、箱の上部を台形に折り込みながら組み立てないといけません。




これがやってみると、意外と難しい、、、、、。



私も大量の箱を組み立てるのに悪戦苦闘しながら、工場で作業し続けました。







その数はなんと約1,400箱!!




社員みんなで取り組み、何とか販売開始までに組み立てる事に成功しました。




組み立て終わるころには利き腕の肘が痛くなり、箱の形状をもっと簡単にしておけば良かったと、少しだけ後悔しました(笑)





こうして無事に昨日から販売開始となりました銀装の「お年賀BOX」



年始のお土産にピッタリの商品となっております。



皆様のおめでたい新年の門出の日を、少しでも応援できればと思っております。



もし店頭でお年賀BOXを見ましたら、この日記を思い出してくださいね。








※お年賀BOXは銀装オンラインショップでもお取り扱いしております。




〈まとめ〉

①銀装はお年賀向け商品として、「お年賀BOX」の開発にGW辺りから取り組んでいた。


②デザイン会社と試行錯誤を重ね、3種類のパッケージから1つを選定。
中に入れる商品ボリュームを増やすために大きさを当初よりサイズアップして作成した。


③福箱のデザインにこだわり、箱の形状を台形にしたことで組み立て作業が複雑化し労力がかかったが、何とか販売開始までに全ての箱を組み立てることができた。













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